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杉本瓦店は屋根工事、屋根修理、修繕、板金工事、雨樋工事、屋根診断を得意とする会社です、雨漏り、修理、修繕、葺き替えなどのリフォームなどはお任せ下さい 。

TEL. 049-231-7353

〒350-0811 埼玉県川越市小堤 549-18

洋型瓦のご相談

                                ご相談事例 はこちらから
洋型瓦の取り扱いには、十分な技術力(施工力、知識、経験)が必要です。
 
昨今では新築住宅で洋型の瓦が用いられることが多くなくなりました。
一般的に和瓦と比較して洋瓦の方が軽いと思われている方がいらっしゃいますが、重量にさほどの差違はありません。

平部のみを比較すると和形の方が軽いという事になります。
 和形(53A) 2.5~2.7㎏/枚  40~43㎏/㎡(16枚)
 従来の和形 2.8~3.0㎏/枚  45~48㎏/㎡ 
 洋型(F形)  3.5~4㎏/枚 42~48.5㎏/㎡(12.1枚)
従来の和瓦と比較しても重量に差違がないことがおわかりいただけると思います。
そのため、軽量化と称してF形への葺き替えを勧める業者にご注意下さい。

地震力や風圧力に対する耐久性は瓦のせいではなく、施工精度にあります。

メンテナンス及び修繕
和形屋根を長持ちさせるためには定期的な点検は言うまでもありません。

漆喰
経年劣化に伴い漆喰の剥離や欠損が生じる事があります。
その場合、欠損した部分のみの補修で維持されることをお勧めします。
理由は・・・
年数の経過に伴い、内部に使用している粘土(葺き土)の風化や雨水の浸入に伴う強度低下により、漆喰を塗布しても棟自体の強度を保つことが困難な場合があります。
そのため、建築基準法施行令第39条告示109号の改正に伴い地震力に対する耐性を高めるために、棟の再施工を推奨します。

平部
和瓦同様に、年数の経過に伴い瓦の重なり部に土埃が堆積し、毛細管現象により瓦を引っ掛けている”瓦桟”の劣化により瓦がズレを生じる可能性があります。
また、毛細管現象により雨漏りが発生する事もあります。
これらの事象を軽減するためには”平部清掃”をお勧めしています。

写真は瓦の重なり部に堆積した土埃により雨漏りが発生した事例です。
堆積した土埃を掃除することで毛細管現象の軽減が可能となり、雨漏りを防ぐ事が可能となります。
下記、図5参照
原因の分からない雨漏りは弊社にご相談ください。
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緊結不足に伴う瓦のズレ

従来の仕様では、十分な緊結が行われていない場合がありますので、修理修繕時に地震力に対する耐性を考慮した再施工をお勧めいたします。


バナースペース

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